レスポールのノイズが大きいです。
エレキギターなら、ノイズは仕方のないこと。しかし、他のハムpuのギターよりもノイズが大きすぎる。
キャビティーを見てみると、ノイズ対策の処理をしていません。ポールリードスミスも音色の変化を嫌ってシールディング加工はしてないと聞きましたが、レスポールもそうなんでしょうか。
ネットではシールディング加工をすると、ハイ落ちするとか音色に変化があるとか言われてますが、主に歪ませて使う自分には許容範囲を越えたノイズなので、思いきって対策してみすことにしました。
使用したのはこれ
フリーダムのラッカー塗装用のハイシールドタイプ。
これをコントロールキャビティーとセレクターキャビティーに塗っていきます。念のために、2度塗り。
施工前
施工後
カバーにはギターワークスの1枚物のアルミシートを切って貼りました。
puキャビティーにも塗ろうと思ってましたが、もともとpuはカバーはオープンだし、キャビティーだけ塗ってもなぁーって思い、塗らないことに。
元に戻して、弦を張り直して、音をチェックしてみました。
ノイズは他のギターと同様までノイズが少なくなりました。バッチリの効果です。
ハイ落ちなどの音色の変化ですが、高域のチャリーンとした鈴鳴り感というか、ピッキングした時の弦の振動を感じるようなブリブリっとした部分が少し弱くなったかなと感じます。
求める音によってオイシイと思う音域かどうかで違うと思いますが、この音色の変化はシングルPUの方が気になるかもしれません。ハムPUでも気になる人には気になると思いますが、僕にはそれほど気になるものでもありませんでした。それよりもノイズが減ったのが嬉しいです。
ノブを外すのに苦労したり、一体型の配線盤の外し方に悩んだり、細かいところは省略しましたが、失敗しないように慎重に作業したので、トータル4時間ぐらいかかりました。
材料の準備や下調べなども含め、僕にとっては大がかりな作業でした。