zomathの書き出し帳

気ままな独り言

耳栓 THUNDERPLUGS

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バンドでスタジオ練習をすると、大音量のせいで翌日まで耳鳴りや聴力の低下が続きます。ドラムに合わせて他の楽器も音量を調整するので、狭いスタジオでは爆音となるのは仕方ないのですが。

耳鳴りの不快感と聴力低下への恐れから、耳栓をするようになりました。
これまでは潰して耳に入れる安い耳栓でしたが、高域をシャットアウトしすぎて実際の音とは全く違ったのが難点でした。

これはなかなか良いです。音をシャットアウトしすぎないのに、耳への負担が軽いです。爆音のスタジオ練習でも耳鳴りはありません。そして目立ちにくいのも良いですね。大音量でも音の調整がしやすかったです。

スタジオならではの音圧や迫力は減りますが、終わった後の耳の疲労感や負担の少なさは魅力的です。これから、この耳栓は必須になりそうです。

IBANEZ SZ 改造 完成

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ふとした思いつきから電装パーツ総入れ替えとなったアイバニーズSZが、ようやく完成しました。

今回、変えたのをまとめると
○内部配線材
・オヤイデ4N純銀 単線0.5mm※コールドライン
・オヤイデ 3398-22※ホットライン
○コントロール
・プッシュプルボリューム(Bourns)
・トーン(scud)
・トグルスイッチ(国産不明)、
・ジャック(スイッチクラフトmilspec)
○ピックアップ
ディマジオDP-190エアクラシック(フロントとFスペースのリア)
※リード線の延長あり。ハンダは全てアルミットkr-19です。

あとは、ユルユルになった差し込み式ノブを、SCUDのノブに変えました。

通常のトグルスイッチでのピックアップの切り替えの他、プッシュプルポットでそれぞれのピックアップをタップできるようにしています。外側(ポールピース側)が生きるようにしています。

以前の音と激変しました。同じギターとは思えないくらい。シェクターで配線材を交換した時とはまた違います。これはピックアップの影響が大きいようです。

◎良かった変化
・つよく弾けばギャリっと、弱く弾くとチャリーンと、ピッキングによって音の変化がつけやすくなった。
・音に暖かみがありつつ超高域がよく伸びるため、ピッキングのニュアンスが出しやすい。
・中域や低域がスッキリとしていて、歯切れが良くヌケが良い。
・各弦の分離が良く、歪ませてコードを弾いても音が潰れない。
・タップするとジャリジャリした鋭い音になり、メリハリがついた。
・音の立ち上がりが速く、音がよく伸びる。

×悪い変化
・出力は低めだが、それ以上にゲインは低く感じる。(クリアで歪み感が少ない)
・中域にコシや粘りが感じられず、アッサリした音になった。
・良くも悪くも、ギター本体の鳴りが出音に反映しやすい。(このギター自体の鳴りのバランスが良くない)
・音圧は感じにくい。音が面でなく点で出てくる感じ。
ピッキングの音が出まくるので、タッチに気を遣う。

元気でロックな見た目とは違い、渋い大人の音が出るギターとなってしまいました。クランチで弾くと、ピックの擦れる音や弦の振動が立体的に飛び出します。その分、ピッキングに気を遣います。しかし、暖かみのある音とヌケの良さで、その労力も楽しみに変わります。色んな表情を出せて、飽きません。深めに歪ませても、クリアな音像は変わらずジャリっとした感触は残り、分離は良いです。
パワーを稼ごうとピックアップを弦に近づけすぎると、音の輪郭がボヤけてヌケの悪い音になります。このギターには、最終フレットを押さえて2ミリ前後で良い結果となりました。

ただ、残念なことに、このギター自体の鳴りはあまり良くありません。本来の音が詰まり気味でヌケがあまり良くないんです。これも素直に出音に表れてしまいます。もし、このピックアップを生鳴りのバランスが良いギターに搭載すれば、また違った印象になったと思います。

楽しかったけど、疲れました(*_*)

これからは弾きまくるぞー!!!

[追記]
改造直後の音の印象と、しばらくしてからの印象が違うことに気付きました。
しばらくしてからの方が、音にまとまりがあり、芯のある安定感があります。
これは気分的なものなのか、弾きかたか、それともパーツ類のエイジングによるものなのかは分かりません。
配線材やパーツを交換したシェクターにも同じ変化を感じます。
うーん。。。不思議。

[追記②]
スタジオの大音量で弾いてみました。
jc120とST-2、カナレのケーブルでメタルからパンクまで対応できました。
若干甘めの音ですが、音ヌケは良いです。音の密度はあまり高くなく、平面的でアッサリとした音です。アタックに、シングルっぽい感触もあります。

[追記③]
スイッチボットの両方とも回すと、ジリジリーとわずかな“ガリ”が出ます。これはサブ機扱いなので、気にしないことにしてますが、気になります。
いっそのこと普通のポットと3点トグルにしよかなと思いますが、やり直しを考えると気が遠くなります。
ということで、精神衛生的に限界が来るまで、これで我慢します・・・(;´Д`)

IBANEZ SZ 改造③コントロール類

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スイッチポットの配線しにくいこと。

シェクターの時と同じく
ホットラインにオヤイデ3398-22
アースラインにオヤイデ4N純銀 単線0.5mm
で、まとめました。ハンダも同じくアルミットkr-19です。
ピックアップのリード線の延長も同じです。

ハンダごてを片手に格闘すること2時間(´Д`)
やっとこさ完成しました!

途中で配線を間違って直したり、単線が折れたりして、苦労しました。
余談ですが、同じ配線図でもダンカンとディマジオでは配線方法が違います。よく分からないので、ダンカンの配線図を参考にしました。

ドキドキしながら音を出すと、珍しく(?)一発で音が出ました( ☆∀☆)
ホントは最初、音が出ずにガッカリしましたが、単純にアンプのゲインがゼロになってただけという超初歩的なミス。

コントロールパネルを戻して、ノブを付けたりピックアップの高さを調整したり、更に追い込んでいきたいとこですが、残念ながら時間ぎれ(*_*)

また後日、しっかりセットアップして弾き込んでみたいと思います。

IBANEZ SZ 改造② ピックアップ

f:id:zomath:20170602001124j:plain気軽な気持ちで始めたコントロール類&配線材の総入れ替え。ところが、


ピックアップのリード線の色がフロントとリアで違う!!!


って事が判明しました。テスターで何度も確認しましたが、やはり違います。
確かにタップ線の色がフロントとリアで違った記憶が。12pのミニスイッチでタップするからかなーと、あまり気にとめてませんでした。まさか。。。こんなことってあるんですねぇ。
以前にピックアップを替えて、結局もとのに戻したことがありますが、よく元に戻せたものです。

位相も確認して、このPUで配線できないこともないんですが、どうせなら手持ちのディマジオDP190エアクラシックに変えてみようかなーと。

このエアクラシックは、もともとヤマハのパシフィカに搭載されていたものです。なぜかリアもDP190でフロント用が載っていました。
一度、このSZにも載せたことがあるのですが、その時の歪みエフェクター(DS-830)と相性が悪く、好みの音じゃありませんでした。DS-830のエッジの甘さと相まって、パワー不足でユルユルの音でした。

今はあまり歪ませませんし、マーシャル系の歪みで鳴らすことが多いので、これの真価を発揮できるんじゃないかなと思いまして。そんなにパワーは要りませんし。ただ、あまり良い評判は見ないですけどね。
SZに載っているアイバニーズオリジナルPUもガッツリ歪ませるには悪くないんですが、もうちょい分離が良くて、ピッキングのタッチや弦の揺れを感じる繊細さも欲しいとこです。

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エアクラシックの配線の長さが足りないので、継ぎ足してます。なるべくシンプルに、タップした時にポールピース側が生きるように3芯のように継ぎ足しました。

今日はここまでで時間ぎれ。
さてさて、次はコントロールなどへ配線します。

IBANEZ SZ 改造

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アイバニーズ SZの配線材はどうなってたかなーと、思いキャビティーを開けました。
以前、配線材を交換したことがあります。ジャックに繋がる配線材をベルデンの8412の中身に変えました。
「ベルトーンを保ちながら低域がよく伸びる」と評判のこの配線材でしたが、正直イマイチその効果は感じられずのままでした。確かに、悪くはなかったんですが。

開けてみると、記憶以上に配線が汚いです。何度か配線材を変えたり、ピックアップを変えたりしてきたので、悩みながら苦労して作業した後が残ってます。思いっきり初心者の改造跡です。今でもビギナークラスですが、少しは技術が進歩したかな。

シェクターの配線材を変えた時の余りがあります。シェクターで良い結果になったので、余った配線材で配線し直すついでに、コントロールパーツも見直すことに。

今はミニスイッチで「フロント・フロントとリアのタップ・リア」となっていますが、もう少しバリエーションが欲しいところです。
それぞれのピックアップをタップできて…ということで、プッシュプルのボリュームポットに交換することにしました。ミニスイッチも普通のトグルスイッチに交換することに。

さっそく、ネットで探しました。ミリ規格のポットはすぐに見つかり、ついでにジャックも見つけました。ジャックはスイッチクラフトのミルスペックです。軍規格なんて楽器には必要ないですが、何となく心強いので。

ところが、目当てのトグルスイッチが見つかりません。スイッチクラフトのが良さげですが、立型は長すぎて入りません。横型もポットに干渉して入りません。そもそもネジ切り部が短くて足らないし。
スイッチクラフトのロングタイプもありましたが、横型です。しかも高い(; ̄Д ̄)

探しまくると、短めの立型の国産トグルスイッチ・ロングタイプを見つけました。何だか微妙な高さですが、値段もまぁまぁだったので、ポチっと。

あとでよくよく調べると、ショートとロングタイプって、ネジ切り部のことと本体のことを指す場合があるんですね。

ややこしすぎ!!!

国産トグルは基本的にスイッチクラフトよりネジ切り部が長いようです。

他のにすれば良かったかなー

なんて思っても、もうポチりました。発送連絡もあり、あとは届くのを待つしかありません。

何とかなることを祈って、到着を待つことにします。

shecter jazzmastertype 配線完了

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期間にして約1ヶ月。仕事や家庭の時間の合間に、コツコツと調べたり悩んだりしてきたので、とても時間がかかってしまいました。

じっくり聴いてみたら、

・レンジは格段に広がった。低域から高域まで「出し切る」感じ。ギター本体の生音を、どこかにピークを持たせたり削ったりせずに、そのまま出力するイメージ。
・歪ませると、全面に張り出すような音に。決してつぶれたり濁ったりするわけではなく、クリアに歪む。クリアに歪むので、ピッキングのタッチが如実に出る。
・タップすると、シングルに近いニュアンスになりつつ細くなり過ぎない。


ということで、予想していた通りの音になりました。レスポールと比べると、フラットでモダンなワイドレンジ感があります。以前の「フツーのハムバッカーのギターの音」から激変しました。
音に粘りは感じにくいです。ギューっと絞り出す感じではなく、素直にスカッと出し切る感じと表現すれば良いでしょうか。

これが配線材の影響なのか、ポットなどのパーツの影響なのか分かりません。何せ、色んなとこを交換したので。。。ただ、このギターの持つ特徴を活かした「使える音」になりました。
ケチって、トグルスイッチを交換しなかった後悔が残ります。だいぶ古くて、セレクターを動かすとちょっとガリが出るんです。どうせなら、一緒に交換したら良かったかな(-_-;)

まだ配線材が残ってるので、別のギターにも試してみようかなと目論んでいます。
そうなると、また寝不足の日々が続きそう。
でも、こういうのって、楽しくて仕方ないんですけどね♪

[追記]
やはり気になって、トグルスイッチも交換しました。ガリはもちろんなくなり、高域の音抜けも少し良くなりました。音質まで変わるとは意外でした。

shecter jazzmastertype配線その④

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テスターが届き、調べた情報を元に試行錯誤してみると、恐れていた断線はない様子。

ピックアップの極性を調べてみると、意外にアッサリ判明しました。ここから、4芯のうちのタップ線のペアも判明しました。

よーし!がんばるぞ!!!まずは残ったハンダを取っ払うぞー!!!

と、思いきや。

トーンポット、壊れてるじゃないの( ; ゜Д゜)

回りません。回そうとすると、ガリガリ言いながら回ります。

サウンドハウスCTSのポットと、ついでに錆があったジャックも注文しました。

なかなか作業が進みません。平日の夜にしてるので、確実に寝不足です。

やっとポットなどが届き、「もう、これで直らなかったら、このギターは修理に出そう」と、最後のつもりで配線をしました。

ドキドキしながらアンプで音を出すと。。。


やったー!!!直ってるー!!!
タップされたピックアップも期待通りです!